公開講演会「「やる気」と「やり方」を考える—外国語学習の成否に関わる2つの要因について—」
INFORMATION
外国語学習の成否に影響を及ぼす学習者要因には、様々なものが考えられます。その中でも、もっとも大きな影響を与えるとされるのが動機づけ(motivation)です。
講演1では、まず、動機や動機づけのメカニズム、動機づけ方略の役割などを、理論と実証データから概説していきます。その後、これまでの知見に基づき、外国語の教室場面で応用が出来る10の学習意欲を高めるための具体的な方策を提示し、今後の授業改善に資する提案を行います。
講演2では、第二言語の学習方略(strategy)研究と、その応用に焦点を当て、過去の研究を振り返り、現在の状況を確認し、今後の研究への方向性を示して行きます。
講師
関西大学外国語学部?同大学院外国語教育学研究科教授
竹内 理(たけうち おさむ) 氏
博士(学校教育学)。専門は英語教育学、応用言語学(学習者要因)、教育工学。神戸市外国語大学大学院(英語学)を修了後、同志社女子大学研究助手に着任。専任講師時代にフルブライト奨学金を得て米国に留学、モントレー大学院(MIIS)を首席で修了(英語教育学)。帰国後、同志社女子大学学芸学部、関西大学総合情報学部の助教授などを経て現職。文科省?府県の各種審議委員会委員、国際研究誌の編集委員?査読委員等を勤める傍ら、小中高の検定教科書の編集にも従事。JACET学会賞、LET学術賞?論文賞の各賞を受賞。
司会
本学名誉教授、英語教育研究所所員
鳥飼 慎一郎
詳細情報
名称
公開講演会「「やる気」と「やり方」を考える—外国語学習の成否に関わる2つの要因について—」
内容
講演1(13:25~15:05)
「外国語学習での動機づけを考える——学習意欲を高めるための10の方策」
講演2(15:20~17:00)
「外国語学習での方略を考える——過去からの知見と未来への提言」
(1)学習成功者の研究
(2)学習方略の分類
(3)使用のバリエーション
(4)方略クラスター
(5)方略指導の効果など、
この分野の主要なトピックを概観していきます。
「外国語学習での動機づけを考える——学習意欲を高めるための10の方策」
講演2(15:20~17:00)
「外国語学習での方略を考える——過去からの知見と未来への提言」
(1)学習成功者の研究
(2)学習方略の分類
(3)使用のバリエーション
(4)方略クラスター
(5)方略指導の効果など、
この分野の主要なトピックを概観していきます。
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
主催
英語教育研究所
お問い合わせ
本学名誉教授、英語教育研究所所員
鳥飼 慎一郎
E-mail:tori@rikkyo.ac.jp